見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


「、、、今まで何処にいた、、?心配した。」


すると申し訳なさそうに、眉を下げた。


「申し訳ありません。少しお腹を崩してしまい、お手洗いに、、。」



それを聞いて、暁人は引き寄せ抱きしめる。


「今日はもう帰ろう。、、話もあるから。」






そう言って詩織の手を引っ張って部屋を出る。

「しゃ、社長っ!?まだ今日の仕事がっ!!」





それでも力が込められた手は、離れない。

あまりにも強い力に恐怖を感じた。
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