見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


目の前が真っ暗になった。



暁人との赤ちゃんが欲しかった。

あんなにそれを望んでいたのに、いざそうなると怖くなった。

そしてそれを拒んで、
、、、、暁人に愛想を尽かされた。




もしかしたら、試されたのかもしない。



後悔しても、もう遅い。

家で暁人の帰りを待つしかない。




不安に押しつぶされそうになりながら、指輪を握りしめて涙を流した。
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