見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
その頃、今にも寝そうな優子に呆れながらもブランケットを肩に掛ける。
「優子、もう寝たら?そこで寝ると風邪ひくよ。寝室まで運ぼうか?」
「ん〜、、、、。大丈夫。詩織待っとく。」
「本当、焼けちゃうくらい詩織ちゃんが大好きだね。俺もそうだけど。、、、あれからどう?詩織ちゃん。」
顔を歪ませながら、答える。
「、、、酷いもんよ。元々やっかみだったり、女の嫉妬だったりで凄かったけど、最近は更に酷い。うっすらクマ出来てるし、少し痩せたと思う。弱音吐いたりしないけど、そうとう参ってると思う。」
「あんまり酷いようなら、転職も考えたほうがいいかもね。、、身体壊す前にさ。」