見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
「でも詩織ちゃんは、誰かに認められたくてしてる訳じゃないでしょ?それに神様だってそんなに非道じゃない。きっと報われるよ、、。」
「、、、、うん。」
そんな話をしていると、浴室からホカホカとした詩織がリビングへと帰って来た。
「優ちゃん、辰巳君。お風呂お先しました〜。いい香りのするお湯だったね。気持ち良すぎて寝そうだったよ〜〜。」
「リラックス出来たみたいで良かったよ。優子も入っておいでよ。酔いも大分冷めたみたいだしね?」
「うん、そうする。あ、今辰巳と話してたんだけど、今日遅れて来た人ね、辰巳の友達だったんだってよ?神崎暁人だって、、詩織、知ってる??」
少し考えたが、聞いたことない。
名前に聞き覚えは少しあるがわからない。