見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
「、、、あいつに連絡してみようかな。合わせて見る?意外といいかも。」
「辰巳の友達なら信用できるだろうしっ!いいかもねっ!!!どう?詩織っ!?」
2人で顔を見合わせ、勢い良く詩織の方を向く。
そんな姿にたじろきながら、困った顔をする。
「あんな素敵な人が相手がいない訳ないよ。それにたまたま目が合っただけだと思うし。、、はい。私の話はおしまいっ!ほら、優ちゃんお湯が冷めちゃうよ。」
優子の背中を浴室の方に押す。
優子は、不服そうに浴室に向かって行った。
そんな姿を見送り詩織が日課のストレッチをしていると、辰巳がキッチンから紅茶を持って来てテーブルに置いた。