見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
その後、浴室から戻って来た優子と暫く語り合って客間で就寝した。
あんなに沈んでいた気持ちも、温かくなって直ぐに眠りについた。
その夜母親から着信が入っていたが、ぐっすりと眠っていた為朝まで気づかなかった。
翌日、起きて気づいたが後で掛け直そうと放って置いた。
客間からリビングに向かうと、既に2人とも起きていてキッチンで仲よさそうに並んでいた。
「おはよう。優ちゃん、辰巳君。ぐっすり寝ちゃったよ。ごめんね。」
「おはよう〜。それは何よりっ!」