好きになっちゃ、ダメなんだ。

「あ~、転校生の子ね。」




彼は、私の正面まで来るとジッと私を見つめる。




初対面の男の人に見つめられ、私はつい後ろに後ずさり。




だけど、それには限界があって…




これ以上うしろに下がったら階段から落ちてしまう。




そう思ったとき




「俺、5組の佐々木優斗。ちなみに雅の彼氏!よろしくな!!」

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