好きになっちゃ、ダメなんだ。

「あ、あの………わ、たし…」



どうしよう。


雅ちゃんも完全に怪しんでるよ…




どうにかしないと、男嫌いだってバレちゃう…!






「えっと……そ、の…」




未だに、顔を覗き込まれジッと私の顔を見つめる


佐々木くんの視線に耐えきれなくなり私は思わず、一歩足を引いた。




後ろは、階段だというのに………




「わっ」



「雫!?」




おちる!!…

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