好きになっちゃ、ダメなんだ。

私のヒミツ***雫Side


その日の昼休み。



「ねぇ~! しーずく!」



「へっ!?」





4限の授業が終わり勉強道具を机の中へしまっていると




元気のいい声と共に机にバンっという衝撃が走った。




驚いて、顔をあげてみるとそこには満面の笑みの望月さんが立っている。




「な、なに?」




「ねぇ、ねぇ、一緒にお弁当食べよ~!」



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