好きになっちゃ、ダメなんだ。
「お弁当?」



「そうそう! 私の机で」



望月さんが少しはなれた机をゆび指す。



友達と、お昼……


久しぶりだなぁ……友達と食べるの



「うん。いいよっ」



私は、自分のカバンからお弁当箱を取り出すと



望月さんに案内された方へついていった。




そして、近くの空いている机を借り望月さんの机と向かい合わせに



くっつける。

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