キミのビートにのせて。

『Shun、面白すぎ!…さては私のカバンについてたキーホルダー見たでしょ??』




笑いが収まってきた私は彼に聞いてみた。




すると彼は小さく拍手しながら、




「ご名答。最初さ、なんか澪ちゃん高級そーなお菓子?が入ってるような紙袋持っててさ、LIVEに来るような格好じゃなかったし、俺らとは関係の無い子かなって思ってたけど。キーホルダー見つけたから、ああなるほどって思って。」




『あっ…、そう言えばあのお菓子ってどうなったのかな?』




「そこにある。俺が持ってきておいたんだけど、良かった??誰かに渡すものだったら困るし…特に目立ったキズはついてなさそうだったから安心だな。」




そう言ってニッコリ笑うShun。
持ってきてくれてたんだ……



『あああありがとう…っっ、なんか…至れり尽くせりでホンっっとに申し訳ない…』




Shun、さすがすぎるでしょ…更に惚れちゃうじゃないの…。。
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