キミのビートにのせて。
うまく言えなくて私がうつむいていると、夏夜が



「なーるほど。そういうことだったか…」



と納得したように腰に手を当てて言った。



するとShunの携帯が突然鳴った。彼はそれを一目見てから突然立ち上がって



「あ、ゴメン。俺もうそろそろ行かなきゃ。仲間から呼ばれてるんだ…
最後まで一緒にいてやれなくて済まないな、、じゃあな!」


「あとは澪ちゃんのこと、よろしく頼みます。」



と夏夜と店長に一言残し、ぺこりと頭を下げて病室から出ていった。
< 25 / 32 >

この作品をシェア

pagetop