(仮



「シールドルージュ」




ぼそり、と女性が何かを呟いた。










その瞬間、私たちの目の前に迫っていた謎の炎が…



















消えた。









え、もしかして




これ魔法だったりします…?












「おいっ!なにしてんだよ」







鬼の形相で迫って来たさっき私たちを火で燃やそうとしてきた人物が駆け寄ってきた








「え、なにって…、職員室の場所を聞こうとして……」















…やっちまったか?









転入早々やばいことに首を突っ込んじゃった…とか!?















「あなた!今日、転校してくる谷未來さんよね!?」









「あ、はい。」













この美人は先生なの…?







それにしてはすっごく若く見える〜!












うっとりと見惚れていたら…




「ごめんなさいね。転入早々こんな変な場面に遭遇させてしまって!」













なんか、優しい人だな。










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