星の降る夜、僕は君に嘘をつく。
仲
心春Side
あの日から環と棗とは話していない。
夏休みに入り、7月中は文化祭のユニットと選抜、アンダーの練習ばかりだったから顔を合わせることも少なくて済んだ。
ユニットは曲と振り付けがようやく決まり、今はフォーメーションを決めている。
普段は6人だが、一人中3の先輩が足を骨折し、練習に参加できるのがほとんどないから新曲のユニットだけは出ないことに決まった。
だから5人で踊る。
「最後、集まるだろ?」
聖也先輩の呟いた言葉に私たちは頷く。
私たちは1枚のルーズリーフを囲んで難しい顔をする。
「先輩方、二人座って
後ろ3人立つのはどうですか?」
田崎先輩が言う。
最後のサビは聖也先輩と椿先輩のダブルセンターだ。
その二人の間に私で右が田崎先輩、左が雪子ちゃん。
あの日から環と棗とは話していない。
夏休みに入り、7月中は文化祭のユニットと選抜、アンダーの練習ばかりだったから顔を合わせることも少なくて済んだ。
ユニットは曲と振り付けがようやく決まり、今はフォーメーションを決めている。
普段は6人だが、一人中3の先輩が足を骨折し、練習に参加できるのがほとんどないから新曲のユニットだけは出ないことに決まった。
だから5人で踊る。
「最後、集まるだろ?」
聖也先輩の呟いた言葉に私たちは頷く。
私たちは1枚のルーズリーフを囲んで難しい顔をする。
「先輩方、二人座って
後ろ3人立つのはどうですか?」
田崎先輩が言う。
最後のサビは聖也先輩と椿先輩のダブルセンターだ。
その二人の間に私で右が田崎先輩、左が雪子ちゃん。