甘くて苦い キャンディ。
昼休みになっても梓はベッタリ叶についている。

いつもなら嫌がる叶だって梓相手なら話はべつなんだろう

でも梓はなぜかこっちに来た。


「夢ちゃん!梓と屋上いこーよ!ご飯食べよ~」


「あ…うんいいよ」


そう答えた私に小声で

大丈夫…ゆめ…?

と鈴が心配そうに行った

そりゃそうなるよね…普段なら私には絶対に出さない可愛い声と、甘えた顔なんだから
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