愛のメロディー
ボクは申し訳なさそうに
ちょっとだけおじぎをした。




「まぁいいや、
とりあえず遅刻しちゃうし急ごうぜ!」




ボクはコクリ コクリ とうなずいた。




そして二人は
ヒーローのモノマネをしながら
学校まで走りだした。




『キーンコーンカーンコーン』




チャイムと同時に
ボクと光揮くんが自分の席につく。




そして数秒後に
教室に小島先生がやって来た。




ギリギリセーフ




遅刻しないで良かった。
きっと光揮くんも同じことを
考えているんだろうな。




ボクはとても安心した。
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