その愛は狂気
恭平side
「「キャァァーー!恭平さぁん!!!」」
「やっほーー!」
笑顔で女の子達に手を振る
「キャァァ!!私に手振ってくれたぁ!」
「はぁ??!!何言ってんの?!私に手振ってくれたに決まってるでしょ!」
喧嘩を始める女の子達
皆に、手振ったつもりなんだけどなぁ…
心の中で苦笑いをする。
「キャァァ!!」
後ろの方で、悲鳴が聞こえる
あぁ、またか…
ゆっくりと後ろを振り向く
「…てめぇ、俺に触れたな…」