今の私は一週間前のあなた
まばゆい光が私たちを包み出す
私たちはその光の方向へ向かってゆっくりと歩き出した
「修也、修也。あのね?聞いてくれる?」
修也は微笑んで私の手を握る。
私もそっとその手を握り返した
「サンタさんって本当にいるんだね。
こんなに最高なプレゼントをくれる。」
「…そうだなぁ。」
修也はさらに笑みを深めて私の声に応えてくれた
「あと、あとね!ドッペルゲンガーって知ってる…?」
「なにそれ」
白い光がキラキラと私たちを包み
幸せな色に染まってく
「これからもずっと一緒にいるんだから…
少しずつ教えてくれよ」
「…約束ね!」
白い光は私たちの笑顔さえも包み込み
最後には幸せな約束だけが
濃く
残った。
ーーーーーーendーーーーーー