今の私は一週間前のあなた


…私は
修也が好きだった



なによりも



修也がいなくなったことを
認めたくなかった

現実だと
思いたくなかった


この手の中で
少しづつ冷たくなっていく修也の躰

どうしたって
もがいたって

もう二度と取り戻せないのに


好きだった

優しい笑顔が
温もりが

意地悪なところですら。

好きだと言ってくれた
優しく笑ってくれた

抱きしめてくれた




修也は…


もういない




私が
生きてる


私は…生きてる



私は…前に進む
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