今の私は一週間前のあなた
「一月一日午前0時。あなたは事故に遭って死にます」


目の前の“私”の言葉は
あまりに突然で
示された期間はあまりにも短い

しかも事故って…。

病気とかならどうしようもないけど、

どうして死ぬの…?



「どうして?どうして私は事故に遭うの?」

「ごめんね。それは言えない 」


教えてくれてもいいじゃない


事故って何
そんなので私死ぬの?





...でも…





まぁ、いいか...



私が死んだって悲しむ人なんて一人もいないから


唯一悲しんでくれたであろう人はもういないのだから




別に死んだっていいや…


「別に死んだっていいや」

私の心の声が漏れたのかと思ったけど違った。
もう1人の“私”が 言ったのだ。



「そう思ってない?」

一言一句間違えずに見事に気持ちを的中され驚く



なんでわかるの…
私の思っていることが
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