女ノ敵系男子 黙示録
タイトル未編集




「もしもし?ミキ?あ、オレオレ。」

「あ!蘭くん?ヤッホー♪」


話す気力さえなくなるような
聞くだけで電話口の向こうの人間が馬鹿だってわかるトーンだ

あと俺の名前を軽々しく略称するな
俺の名前は蘭丸(らんまる)様だコラ



「あんさー、前から遊ぼーって言ってたじゃん?今度の土曜日、家来ね?」



「まじ!?んー。わかった!!行く!」




るせ馬鹿 俺が誘ってんだから返事もクソもねんだよ
答えはハイのみだろが 間を置くな



「オッケーならまた連絡するわ」


一方的に電話を切る
あー…脳足りんと話すと疲れるな…




名乗りが遅れた
俺は田原坂 蘭丸。
地元の一番の進学校に通う、どこにでもいる陽キャの者。高校2年生(僭越ながら"卍"をつけさせていただく)



んでさっきの電話は…

うん。綺麗事を言うつもりもないので堂々と言おう

彼女ではない



オナホール在庫確認の電話…とでも言っておく。




…開幕から雲行きがあやしいのでこの物語について説明しよう



まず一つ。
オマエらには悲報となるが…


この物語はオマエら系主人公が何故かいろんなヒロインに囲まれてハーレムを形成するありがちな展開にはならない


そして主人公には妹はいるが兄のことを愛してもないし可愛くもない。



体も入れ替わらないしタイムスリップもしない。


異世界転生もしない(最近多いよね)




ではどういう物語か説明する




物語はこの俺、蘭丸が



女を獲って獲って獲りまくり食い漁り
用済みになったら情け容赦なく廃棄してゆく

超・胸糞系 女の敵男子の物語である。



座右の銘は「女は一律馬鹿」!





さて…これだけ見ると
なんだ?女を馬鹿にしてるのか?ていうかしてるよな?

と、本格的に気分を害された方もおられると思う。


安心してほしい。




まだタスクを切るのは早い




しっかりと主人公は痛い目に合います。




賢くて強い女も登場します



山あり谷ありの展開となります




その時は皆さん 心からの「ザマァww」
をお待ちしております




と、口上が長くなりすぎたところで次のページから本来の物語を再開します。




楽しんでいただけたら本望です
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