女ノ敵系男子 黙示録
土曜のニオンモールは老若男女でごった返しているだろう
あまり人混みの多いところはよろしくない…
が、ちょっと見ておきたい物が少しあったのだ
その下見でわざわざ出向く
ほんとは穴掘り合戦しようと思ったが今日はなんだかそういう気分でもない。
最悪何もなくお開きでもいい。
むしろ疲れるしそっちの方がいいかも。
少し電車を経由して目的地へとついた
街中のニオンモールだ。
女はショッピングが好きだ
服 化粧品 食べ物
女が求めるものは大体これ
ここはその品数が多い
こういう場所は女は好きなのだ
唐突だが確認しよう
女とは
「こっちとこっち、どっちの色が似合うかなー?」
とか
「このアイライン…どっちが可愛いかなー?あ!チークも!」
とか!
「21アイスいこー!何味にしよーかなー」
とか!!
男からすれば
ドウデモイイ
の一言で終わることを女は永遠に何時間も喋り続ける未知の生物である
男は黙ってそれに相槌を打ち 女に共感という薄っぺらな安らぎを与えなければならない
これができないとティンティン挿入率がガクッと下がってしまうので我々の世界では当たり前のスキルとなる
「赤の方が可愛いと思うよ!」
「ミキには派手なのが似合いそうだね」
「お揃いでチョコ味食べようか」
これが模範解答であり
女の好みや状況に合わせて工夫してくれ給え。
あくまで共感を与えるのであって男の意見はあまり聞いてないと言う点に注意してくれ。
さて。
俺はフードコートにて馬鹿みたいに盛られた21アイスクリームをもう冬足立つ12月頭に食わされる
もちろん男は甘いものなどあまり興味はない
だがアイスには感謝してる
女の機嫌をすぐ直す魔法がある
それはアイスを食わせる
これだけである。
そんなアイスさんには悪いが今の気分的に甘いものは食べる気にならないので残飯係に処理してもらうことにする
「なーミキ、俺の分食べてよ」
「えー?食べないの?」
「いやー後で飯食うときさ、腹たまるかなー?って。」
「えー、太るなー…」
お前が太ろうが痩せようがどうでもいいから。
「ミキ細いから大丈夫。食べて太れ!笑」
「太れってひどーいー!もー。」
その時、俺の女レーダーに反応があった
ん?…今歩いてきたJK二匹…
…飛び抜けて可愛く…もないが…誤発動か…?
その二人組がもう少しこちらに近づいたところで俺のレーダーが正しかった事が判明する
そう、こいつらは俺が昔、捕食した"済女"だった…
しまった…やはり出くわしたか…
我々ヤリティン道の上級者は済女も必然的に多い。
済女と出くわすこともある
え?済女とは?だと?
そんなもん決まってる
既に子作り済ませた女だ!
使用済み女だよ!
はい。
何がいけないのかって…
そりゃ今いる女だ
これを見られれば俺の良からぬ噂が蔓延してしまう
そうなると新たな捕食対処がその噂を聞いた時のガードの固さに倍率が掛かってしまう恐れがある!
これはいけない。
「ちょ、ミキ。行こうか」
「えっ?どこ?」
「いーからいこ!」
俺はミキの手を引いて戦場と化したフードコートを離脱する
ふう…危なかった。
無事、退却が済んだ。
このリスクがあるからあまり人混みは好きではないのだ…
「どしたの?」
「あー…いやー…」
あまりの緊急事態で逃げる事に酸素を使いすぎて言い訳を考えるのを忘れてしまっていた
「…元カノとかいた?」
んん…なかなかに鋭い…
厳密にはそうではないがな…
下手な小細工は余計な亀裂を産みそうだな…
今はことを荒げるのは良くない
そう言う事にしとくか…
「…ま、まあね…」
「やっぱりー。なんかおかしーと思った!」
半分正解半分間違いってとこかな…
女は自分の男に関係する女のことになると思考力が10倍になるのだ。
「…連絡とか取ってるの…?」
ここでうんっていうやついんのか?
や、俺は済女に興味ないから取ってないけど
「取ってないよ。」
「…ほんと?」
なんの確認?
俺お前の彼氏ではないのですが?
「ほんと。ミキだけ。」
ちょっと怪しすぎたか…笑
「そのセリフ男の人が嘘つくときに言うセリフだって聞いたもーん…」
よく知ってるじゃん笑
なんちってーww嘘でーすww
「ほんとだって。」
なんでこいつの機嫌とってんだろ俺…
あーめんど…
「…わかった。んじゃご飯おごって!」
「いいよ。俺もミキと飯くいたい。」
まあ…俺は女に奢るのは好きだ
これには訳もあるし。
訳は後ほど。
「んじゃー、どこいくー?」
よくある展開だ
ここで間違いそうな解答例を挙げよう。
ファミレス系 ラーメン ファストフード どこでもいいよ
はい。これはダメンズの定番ですな。
まずファミレス。
チープ。終了。
高校生までにしとけよ…
ファストフードも同じく。
モフに関しては緊急時ならドライブスルーなどでは許可する。
てか単純に美味い。
ハイ次。ラーメン
これはいけない
何故ならラーメンとは
ズズー!! ハフハフ! ブズルルル!!
うめえ!!
である。
分からないかな?
そう。
漢向けなのである。
我々はラーメンが好きだ。
朝昼晩でもいい。好きだ
豚骨が好きだ。好きだ…
当然女もラーメンは好きだ
では何故いけないのか?
…
乙女が好意のある男の前でクッサい男どもが集まる店でズルル!!とか恥ずかしくて無理!
匂いもつくし服も汚れるかもだし!
何より恥ずかしい!!
なのである
まあ知っている方も多いと思うが遠慮なしに女をラーメンに誘う男は注意して欲しい…
もちろん!
女がラーメン愛好家等はその限りではない
念密な会話とサーチ、コミュニケーションが必要だと言う事である。
オマエらクラスの方には酷な現実だが
この世はコミュ力がものを言うのだ…
最後にどこでもいい
これはダメだ。
腐っても男は女をリードしなくてはいけない
かといって共感もしなくてはいけないので難しいところではあるが…
好きな食べ物等の話は意外とこういうところで効いてくるから逐一漏らしてはいけないのだ。
はい。
じゃ、どこ行くか。
「焼肉行く?」
「えー!いいのー!?」
お、この反応、当たりだな。
先程は偉そうなことを言ったが俺はこいつの好みを特に把握してない。
あんまり興味もなかったしなあ
「ミキがいいなら行こうか。」
「いくー!いこ♡」
焼肉も謙遜されがちだがこの女はがっつり飯好きタイプかな…?って予測が当たった。
まあ当時の俺は金もそこまで持ってない一般の学生だったので焼肉といえど安いチェーン店だ。
チェーン店系はチープな印象になりやすく
大体避けたほうが無難だが、
君の財布と相談して適切にお腹を満たしてほしい
と、飯行くにもここまでのスキルと手間がいる
ほんと女はめんどくさいのだ。
だが女と飯にはまだまだ深い因果がある。
次の項目へ進もうか。
あまり人混みの多いところはよろしくない…
が、ちょっと見ておきたい物が少しあったのだ
その下見でわざわざ出向く
ほんとは穴掘り合戦しようと思ったが今日はなんだかそういう気分でもない。
最悪何もなくお開きでもいい。
むしろ疲れるしそっちの方がいいかも。
少し電車を経由して目的地へとついた
街中のニオンモールだ。
女はショッピングが好きだ
服 化粧品 食べ物
女が求めるものは大体これ
ここはその品数が多い
こういう場所は女は好きなのだ
唐突だが確認しよう
女とは
「こっちとこっち、どっちの色が似合うかなー?」
とか
「このアイライン…どっちが可愛いかなー?あ!チークも!」
とか!
「21アイスいこー!何味にしよーかなー」
とか!!
男からすれば
ドウデモイイ
の一言で終わることを女は永遠に何時間も喋り続ける未知の生物である
男は黙ってそれに相槌を打ち 女に共感という薄っぺらな安らぎを与えなければならない
これができないとティンティン挿入率がガクッと下がってしまうので我々の世界では当たり前のスキルとなる
「赤の方が可愛いと思うよ!」
「ミキには派手なのが似合いそうだね」
「お揃いでチョコ味食べようか」
これが模範解答であり
女の好みや状況に合わせて工夫してくれ給え。
あくまで共感を与えるのであって男の意見はあまり聞いてないと言う点に注意してくれ。
さて。
俺はフードコートにて馬鹿みたいに盛られた21アイスクリームをもう冬足立つ12月頭に食わされる
もちろん男は甘いものなどあまり興味はない
だがアイスには感謝してる
女の機嫌をすぐ直す魔法がある
それはアイスを食わせる
これだけである。
そんなアイスさんには悪いが今の気分的に甘いものは食べる気にならないので残飯係に処理してもらうことにする
「なーミキ、俺の分食べてよ」
「えー?食べないの?」
「いやー後で飯食うときさ、腹たまるかなー?って。」
「えー、太るなー…」
お前が太ろうが痩せようがどうでもいいから。
「ミキ細いから大丈夫。食べて太れ!笑」
「太れってひどーいー!もー。」
その時、俺の女レーダーに反応があった
ん?…今歩いてきたJK二匹…
…飛び抜けて可愛く…もないが…誤発動か…?
その二人組がもう少しこちらに近づいたところで俺のレーダーが正しかった事が判明する
そう、こいつらは俺が昔、捕食した"済女"だった…
しまった…やはり出くわしたか…
我々ヤリティン道の上級者は済女も必然的に多い。
済女と出くわすこともある
え?済女とは?だと?
そんなもん決まってる
既に子作り済ませた女だ!
使用済み女だよ!
はい。
何がいけないのかって…
そりゃ今いる女だ
これを見られれば俺の良からぬ噂が蔓延してしまう
そうなると新たな捕食対処がその噂を聞いた時のガードの固さに倍率が掛かってしまう恐れがある!
これはいけない。
「ちょ、ミキ。行こうか」
「えっ?どこ?」
「いーからいこ!」
俺はミキの手を引いて戦場と化したフードコートを離脱する
ふう…危なかった。
無事、退却が済んだ。
このリスクがあるからあまり人混みは好きではないのだ…
「どしたの?」
「あー…いやー…」
あまりの緊急事態で逃げる事に酸素を使いすぎて言い訳を考えるのを忘れてしまっていた
「…元カノとかいた?」
んん…なかなかに鋭い…
厳密にはそうではないがな…
下手な小細工は余計な亀裂を産みそうだな…
今はことを荒げるのは良くない
そう言う事にしとくか…
「…ま、まあね…」
「やっぱりー。なんかおかしーと思った!」
半分正解半分間違いってとこかな…
女は自分の男に関係する女のことになると思考力が10倍になるのだ。
「…連絡とか取ってるの…?」
ここでうんっていうやついんのか?
や、俺は済女に興味ないから取ってないけど
「取ってないよ。」
「…ほんと?」
なんの確認?
俺お前の彼氏ではないのですが?
「ほんと。ミキだけ。」
ちょっと怪しすぎたか…笑
「そのセリフ男の人が嘘つくときに言うセリフだって聞いたもーん…」
よく知ってるじゃん笑
なんちってーww嘘でーすww
「ほんとだって。」
なんでこいつの機嫌とってんだろ俺…
あーめんど…
「…わかった。んじゃご飯おごって!」
「いいよ。俺もミキと飯くいたい。」
まあ…俺は女に奢るのは好きだ
これには訳もあるし。
訳は後ほど。
「んじゃー、どこいくー?」
よくある展開だ
ここで間違いそうな解答例を挙げよう。
ファミレス系 ラーメン ファストフード どこでもいいよ
はい。これはダメンズの定番ですな。
まずファミレス。
チープ。終了。
高校生までにしとけよ…
ファストフードも同じく。
モフに関しては緊急時ならドライブスルーなどでは許可する。
てか単純に美味い。
ハイ次。ラーメン
これはいけない
何故ならラーメンとは
ズズー!! ハフハフ! ブズルルル!!
うめえ!!
である。
分からないかな?
そう。
漢向けなのである。
我々はラーメンが好きだ。
朝昼晩でもいい。好きだ
豚骨が好きだ。好きだ…
当然女もラーメンは好きだ
では何故いけないのか?
…
乙女が好意のある男の前でクッサい男どもが集まる店でズルル!!とか恥ずかしくて無理!
匂いもつくし服も汚れるかもだし!
何より恥ずかしい!!
なのである
まあ知っている方も多いと思うが遠慮なしに女をラーメンに誘う男は注意して欲しい…
もちろん!
女がラーメン愛好家等はその限りではない
念密な会話とサーチ、コミュニケーションが必要だと言う事である。
オマエらクラスの方には酷な現実だが
この世はコミュ力がものを言うのだ…
最後にどこでもいい
これはダメだ。
腐っても男は女をリードしなくてはいけない
かといって共感もしなくてはいけないので難しいところではあるが…
好きな食べ物等の話は意外とこういうところで効いてくるから逐一漏らしてはいけないのだ。
はい。
じゃ、どこ行くか。
「焼肉行く?」
「えー!いいのー!?」
お、この反応、当たりだな。
先程は偉そうなことを言ったが俺はこいつの好みを特に把握してない。
あんまり興味もなかったしなあ
「ミキがいいなら行こうか。」
「いくー!いこ♡」
焼肉も謙遜されがちだがこの女はがっつり飯好きタイプかな…?って予測が当たった。
まあ当時の俺は金もそこまで持ってない一般の学生だったので焼肉といえど安いチェーン店だ。
チェーン店系はチープな印象になりやすく
大体避けたほうが無難だが、
君の財布と相談して適切にお腹を満たしてほしい
と、飯行くにもここまでのスキルと手間がいる
ほんと女はめんどくさいのだ。
だが女と飯にはまだまだ深い因果がある。
次の項目へ進もうか。