女ノ敵系男子 黙示録
話を進める
今日は木曜日である
実は金曜の明日は先約がある
隣町の泉ヶ丘女学院高等学校 看護科のマミと放課後デートだ
といっても歩き回るのダリィからサッサと家に連れ込んでやることやるだけだが…
時刻は0:39。
もう日付が回ってしまっている
眠気もあるので今日はこれにて眠りにつく…
…
もう朝か…
早くね?…さっき寝た気がするんだけど…
俺は起きる
誰もいないこの家は起こしてくれる人などいないから自ら起きる
俺の家はシングルマザー家庭
中3の妹もいるけどあいつは今絶賛不良家出娘だ
どこぞの男の家に転がり込んでるんだろう多分…
あのクソ女二匹は家に帰らない事で蘭丸さんの中で有名だ
んま あんなやつら帰ってきてもろくなことにならんからどうでもいいが…
特にババアの方は。
…朝から暗い話はやめようか
よし 朝食を食う…か?…
…?
なんだこれ?
リビングに朝飯…?らしき物体が2人分…
俺は朝は低血圧だからこの状況が理解できなかったが、誰もいないはずの我が家から聞き慣れた俺を呼ぶ声が状況を理解させた
「あー!蘭丸!今起きたの?
てか汚すぎ!部屋片付けたから!」
…こいつは…
こういう話では定番である存在
そう。
幼馴染みの音葉。おとは
歳は同い年。家はもちろん隣…
なんとも可愛らしい名前である
名前だけは。
名前だけね!?
本当可愛くねえから!むしろちょいブスなまであるし。
「おめーなんで勝手に上がってきてんだよブス…」
「ブスいうなし!いいじゃん 真理子さんにもらんのこと頼まれてるし!」
「…朝からそのババアの名前はやめろ…気が滅入る」
「まだ喧嘩してるの?仲直りしなよ!」
真理子…まりこは俺の…まあ 母親だけど…
俺が世界で一番嫌いな女だ
「喧嘩とかじゃねって。
存在自体認めてないだけだわ」
「なにそれ。って!時間ない!!早く食べて!」
はあ…ほんとお節介な女…
いや女は基本大体みんなお節介か…
「おとは、俺こんな食わねって朝は」
「なにいってんの!朝が一番食べないとダメだよ!」
「っ…」
「あ!今舌打ちした!!なんなの!?」
「あーあーもーうるさいから喋るな…食うから…」
いやほんと…女は例外なくうるせえ…
と、口では言いつつ手の前に出された食事を見ると腹が減ってくるのを感じる
ご飯 味噌汁 焼き魚 卵焼き
この一見質素に見えるが無駄のない完璧な日本の朝の定番… 嫌いじゃない…
「どう? 美味しい?」
…さすがは腐れ縁とでもいっておくか…
悔しいが非の打ちようがない…
俺の好みを熟知しておる…
「…お前の顔見てると飯が不味くなる」
「なにそれ!?私がブスってか!?いやまあブスだけど…っておい!!」
…平凡で穏やかな朝の光景に思わず少しだけ口元が緩んだ
朝食を終え 学校に行く支度をする
「ねー、乙女の前でなんで着替えるの?」
「乙女?はて?」
俺は可愛いパンチを腹にもらいながら着替える
今日も…俺…うん。イケメンだ…
支度を終え戸締りして学校にいざ行かん
「らん!戸締りは!?」
「お前はオカンかよ…やってんだろ今。」
「だって遅いんだもん!早く!」
「…おい」
「なに?遅刻するよ?」
そこには俺の愛用の自転車の荷台に跨る幼馴染みの姿が。
はあ…突っ込むのもめんどくさくなってきたから現状を飲み込むことにした…
「…二人乗りはダメなんだぞ…」
「いーじゃん!細かいこと気にしない気にしない♪あ、気をつけて運転してね!」
ほんと…女は生意気だ…
ゆっくりと自転車は2人を乗せて走り出す
…
学校に着くと正門の前に生徒指導の毛利先生 通称ゴリが仁王立ちで立っていた
「やべ、あれゴリじゃね?」
「え?ほんと?」
「やべ、おま、降りろ!」
「降りろって!?無理無理!止まってよ!!」
「ばっ、いいから降りろって!」
女はトロいのだ…
案の定俺らはゴリに不正行為を捕捉される
「あっ!!コラ!!そこ!ちょっとこい!!」
「うわー見つかったよ…おめーのせいだぞくそ…」
「やっば…ゴリ先生お怒りじゃん…」
「おら!!お前らちょっとこっちこい!!」
あえなく俺らは現行犯逮捕される
「まーたおめえか蘭丸…生徒指導室こい!!」
クッソ…朝から本当ついてない
…
俺と音葉はたっぷりと2時間説教された後
反省文3枚 執行猶予無しの判決を下された
「たく…おめーのせいだかんな…」
「違うし!共犯だもん!」
「あーあー。そうですか…サゲ○ンが…」
「あ!今酷いこと言った!ちょっと謝ってよ!」
「おめえらうるさい!!反省してんのか!!」
…
という訳で俺らは2時限目からの出席となった
今日は木曜日である
実は金曜の明日は先約がある
隣町の泉ヶ丘女学院高等学校 看護科のマミと放課後デートだ
といっても歩き回るのダリィからサッサと家に連れ込んでやることやるだけだが…
時刻は0:39。
もう日付が回ってしまっている
眠気もあるので今日はこれにて眠りにつく…
…
もう朝か…
早くね?…さっき寝た気がするんだけど…
俺は起きる
誰もいないこの家は起こしてくれる人などいないから自ら起きる
俺の家はシングルマザー家庭
中3の妹もいるけどあいつは今絶賛不良家出娘だ
どこぞの男の家に転がり込んでるんだろう多分…
あのクソ女二匹は家に帰らない事で蘭丸さんの中で有名だ
んま あんなやつら帰ってきてもろくなことにならんからどうでもいいが…
特にババアの方は。
…朝から暗い話はやめようか
よし 朝食を食う…か?…
…?
なんだこれ?
リビングに朝飯…?らしき物体が2人分…
俺は朝は低血圧だからこの状況が理解できなかったが、誰もいないはずの我が家から聞き慣れた俺を呼ぶ声が状況を理解させた
「あー!蘭丸!今起きたの?
てか汚すぎ!部屋片付けたから!」
…こいつは…
こういう話では定番である存在
そう。
幼馴染みの音葉。おとは
歳は同い年。家はもちろん隣…
なんとも可愛らしい名前である
名前だけは。
名前だけね!?
本当可愛くねえから!むしろちょいブスなまであるし。
「おめーなんで勝手に上がってきてんだよブス…」
「ブスいうなし!いいじゃん 真理子さんにもらんのこと頼まれてるし!」
「…朝からそのババアの名前はやめろ…気が滅入る」
「まだ喧嘩してるの?仲直りしなよ!」
真理子…まりこは俺の…まあ 母親だけど…
俺が世界で一番嫌いな女だ
「喧嘩とかじゃねって。
存在自体認めてないだけだわ」
「なにそれ。って!時間ない!!早く食べて!」
はあ…ほんとお節介な女…
いや女は基本大体みんなお節介か…
「おとは、俺こんな食わねって朝は」
「なにいってんの!朝が一番食べないとダメだよ!」
「っ…」
「あ!今舌打ちした!!なんなの!?」
「あーあーもーうるさいから喋るな…食うから…」
いやほんと…女は例外なくうるせえ…
と、口では言いつつ手の前に出された食事を見ると腹が減ってくるのを感じる
ご飯 味噌汁 焼き魚 卵焼き
この一見質素に見えるが無駄のない完璧な日本の朝の定番… 嫌いじゃない…
「どう? 美味しい?」
…さすがは腐れ縁とでもいっておくか…
悔しいが非の打ちようがない…
俺の好みを熟知しておる…
「…お前の顔見てると飯が不味くなる」
「なにそれ!?私がブスってか!?いやまあブスだけど…っておい!!」
…平凡で穏やかな朝の光景に思わず少しだけ口元が緩んだ
朝食を終え 学校に行く支度をする
「ねー、乙女の前でなんで着替えるの?」
「乙女?はて?」
俺は可愛いパンチを腹にもらいながら着替える
今日も…俺…うん。イケメンだ…
支度を終え戸締りして学校にいざ行かん
「らん!戸締りは!?」
「お前はオカンかよ…やってんだろ今。」
「だって遅いんだもん!早く!」
「…おい」
「なに?遅刻するよ?」
そこには俺の愛用の自転車の荷台に跨る幼馴染みの姿が。
はあ…突っ込むのもめんどくさくなってきたから現状を飲み込むことにした…
「…二人乗りはダメなんだぞ…」
「いーじゃん!細かいこと気にしない気にしない♪あ、気をつけて運転してね!」
ほんと…女は生意気だ…
ゆっくりと自転車は2人を乗せて走り出す
…
学校に着くと正門の前に生徒指導の毛利先生 通称ゴリが仁王立ちで立っていた
「やべ、あれゴリじゃね?」
「え?ほんと?」
「やべ、おま、降りろ!」
「降りろって!?無理無理!止まってよ!!」
「ばっ、いいから降りろって!」
女はトロいのだ…
案の定俺らはゴリに不正行為を捕捉される
「あっ!!コラ!!そこ!ちょっとこい!!」
「うわー見つかったよ…おめーのせいだぞくそ…」
「やっば…ゴリ先生お怒りじゃん…」
「おら!!お前らちょっとこっちこい!!」
あえなく俺らは現行犯逮捕される
「まーたおめえか蘭丸…生徒指導室こい!!」
クッソ…朝から本当ついてない
…
俺と音葉はたっぷりと2時間説教された後
反省文3枚 執行猶予無しの判決を下された
「たく…おめーのせいだかんな…」
「違うし!共犯だもん!」
「あーあー。そうですか…サゲ○ンが…」
「あ!今酷いこと言った!ちょっと謝ってよ!」
「おめえらうるさい!!反省してんのか!!」
…
という訳で俺らは2時限目からの出席となった