女ノ敵系男子 黙示録

そんな小競り合いの後
俺は授業に出る

…唐突だが 窓の外を眺めながら語らせていただく。


俺は勉強があまり好きではない

かといって頭が悪い訳ではない

成績は上の方。 具体的にいうと100人中30位くらい

はい。これも自慢です。何か?




と、ここで俺の携帯がLIMEの通知をバイブレーションで知らせる


粗方女だろう


やはり。




あーそういや今日の放課後約束してたマミからか。

"今日何時からー?

"駅前17:00で。迎え行くわ"

"おっけーい!あ、友達連れてきていい?"


あー出た出た。友達()。
女はすぐ群れる


"いいよー 俺もなら後1人連れて来るわ"

"はーい!イケメン連れてきてねー笑"



ここで文通を終える

さてここで一つ。予言しよう。

この友達()とやらは絶対ブスである
断言する。


女が友達を連れて来る理由てのは大抵2種類である


一つは所謂 用心棒。
まーんにちーんを突っ込まれないようにもしもの時のために2人で行動する為。

もう一つ!
それは…

自分よりブスな女を隣に置く事で自分をより可愛く見せる為である

今回のマミは結構有名な女だ
可愛いと。

そしてお股が緩いと。笑

俺レベルになると女がこっちに気があるかないかくらいはすぐ分かる。
マミは俺に気がある。俺が下手をこかない限り会えば即日股を開くと。笑


そしてそういう女が友達を連れて来るのであればそれはさっき話した理由の二つ目、自分を際立たせるための演出と見た。
そしてその証拠にもう1人連れて来ると言ったら即答でオッケーと来た

これはもうほぼ確定といってもいいだろう笑


ほんっと女ってきたねえ。



んまあこっちは穴埋めにしか興味ないからお互い様か笑

あ、そうそう。後1人連れてかねーといけねえのか。

こういう時の最適性はそう…
俺は再び携帯を取り出す


"うい"

"ん?"

"今日放課後暇?"

"なに?女!?"

"そう笑"

"行くw可愛い?"

察しが良くて助かる笑
さすが我が盟友、義経。


"泉ヶ丘のマミとその友達"

"まじ!?どうやって引っ掛けたん!?"

"ほらこの前の泉ヶ丘の文化祭で連絡先交換した"

"さっすが!!アニキ!!"

"17:00駅前だってさ。2人2人で。"

"おっけー!ティンこ洗っとくわw"


やはり男は話が早くて助かる。
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