女ノ敵系男子 黙示録
俺たちはカラオケ店へと入店する
ヨシが慣れた手つきで入店手続きを済ませる
さて…席だが…
普通のまだ会って間もない男女4人ならば
□□
男 □ 女
男 □ 女
こんなかんじになると思う
だがマミの言う通り翔子は代役で普段はあまり親しくないのだろう
□□
俺 □ ヨ
マ □ 翔
このようになってしまった…
クソ…
マミが隣か…
翔子がよかったな…なんて
だがまあカラオケはいい。
俺はカラオケは下手な方ではない
まあまあ得意だ
何故なら何度も何度も女と来たことがあるからだ
てか女との距離縮めるのはカラオケが一番手っ取り早い。
とりあえず女の好きな曲を歌えば勝手に惚れてくれる笑
だいたい女が好きなのは
○ig ○ang
○代目
○nne Da Arc ABC
○LAY
○ack number
この辺か。
女の好みに合わせればいい。
適当に選曲しトップバッターをヨシと2人で始める
彼も手馴れたもんでその辺は理解してくれてる
持つべきものは悪友だ。
…
さて、どうだ?俺のバラードは?
「すごーい!らんくん歌上手だね!」
知ってる。
「俺は!?マミちゃん!」
「ヨシくんもすっごい上手!びっくりした!」
まあ、この反応は想定内。
女ってのは気のある男が歌えばだいたい2.5倍増しで上手く聞こえる不思議な耳の持ち主だから関係ない笑
問題は翔子だが…?
あら?
さっきからずっと時計と携帯をチェックしてるな…
俺の渾身の○代目 C_O_S_N_O_S_攻撃が効いてないだと?
なるほど…○代目はあまり好きではないと…
ならばビッペンか!?
よし、次はタナカ…で攻めるぞ
…
どうだ…?
「すごい!!らんくんめっちゃ上手じゃん!次はさ、ABC歌ってよ♡」
おめーはだってろ!
翔子は…?
こうかはいまひとつのようだ
くっ…ビッペンもあまり効かないか…
○asuさんで攻めるか…!
…
俺はマミの選曲にとりあえず任せる
ムーンライトゥ シャードゥw
1人ぼっちー
なんちゅう歌歌わせるんや…
ど、どうや…?
「やっば…マジでヤス…」
おめーはもー黙ってろ
翔子はやっとその口を開いた
「へ、変な歌詞ですね…」
まあ…確かに普通の感覚で聞いたらただの下ネタ連呼だもんな…
そんな感じのタイプでもなさそうだし…
明らかな選曲ミスだったか…
俺はこっそりヨシにLIMEを飛ばす
"翔子ちゃん引いてね…?"
"やばいっすアニキ…"
ヨシも俺と同じで焦りを感じてるようだ
"やばいな…ここは一旦女どもに歌わせるか"
"サー、イエッサー。"
「マミ、なんか歌いなよ。」
「えー!私下手だし…らんくんの後上手すぎて恥ずかしいw」
「大丈夫だってー。(お前の歌なんか興味ないからはよ歌えや)」
「そー?ならー…」
マミはそう言うと渋々デンモクを操作しだす
はいはいどーせ
○田來未 ○崎あゆみ ○室奈美恵 辺りだろ。
「翔子ちゃんも何か歌わないのー?」
ヨシがぐいっと攻める
くう…流石に地の利(席)が悪いか…
「…私は…いいです」
「俺、翔子ちゃんの歌聴きたいな♪」
「本当に…いいですから…」
「そ、そう…?」
んー…どうやらガードは固いらしい…
てかなんでここ来たんだ…?
「んーじゃあ私歌うねー」
カッテニドーゾ…
ハイ、やっぱり○田來未の愛のうた
いやまあ、いい曲ですけど。
ヨシは盛り上げようと必死に手拍子や合いの手を入れる
これは男の責務だ。
俺も額でリズムを取る
あー、キタキタ。
マミがどさくさに紛れて俺の方にすこし寄りかかって来た
あざといがまあこれは男としてはグッとくるものがある
こいつじゃなければな…
はあ…しょうがないか。
ここまでされれば据え膳は確定だ…
俺は食べ物は絶対に残さないからな…
俺はマミの手をこっそりテーブルの下で握る
マミはそんな俺の手を愛おしそうに握る
女は肌が触れ合うのが好きだ
俺はそこを躊躇なく攻める
今回は乗り気じゃないのは確かだけど…
はあ…退屈なアイノウタ…を聞き流しながら翔子の方に目をやる
やっぱり全然楽しくなさそうだ…
そんな顔を見ると俺まで気が滅入ってしまった
ヨシが慣れた手つきで入店手続きを済ませる
さて…席だが…
普通のまだ会って間もない男女4人ならば
□□
男 □ 女
男 □ 女
こんなかんじになると思う
だがマミの言う通り翔子は代役で普段はあまり親しくないのだろう
□□
俺 □ ヨ
マ □ 翔
このようになってしまった…
クソ…
マミが隣か…
翔子がよかったな…なんて
だがまあカラオケはいい。
俺はカラオケは下手な方ではない
まあまあ得意だ
何故なら何度も何度も女と来たことがあるからだ
てか女との距離縮めるのはカラオケが一番手っ取り早い。
とりあえず女の好きな曲を歌えば勝手に惚れてくれる笑
だいたい女が好きなのは
○ig ○ang
○代目
○nne Da Arc ABC
○LAY
○ack number
この辺か。
女の好みに合わせればいい。
適当に選曲しトップバッターをヨシと2人で始める
彼も手馴れたもんでその辺は理解してくれてる
持つべきものは悪友だ。
…
さて、どうだ?俺のバラードは?
「すごーい!らんくん歌上手だね!」
知ってる。
「俺は!?マミちゃん!」
「ヨシくんもすっごい上手!びっくりした!」
まあ、この反応は想定内。
女ってのは気のある男が歌えばだいたい2.5倍増しで上手く聞こえる不思議な耳の持ち主だから関係ない笑
問題は翔子だが…?
あら?
さっきからずっと時計と携帯をチェックしてるな…
俺の渾身の○代目 C_O_S_N_O_S_攻撃が効いてないだと?
なるほど…○代目はあまり好きではないと…
ならばビッペンか!?
よし、次はタナカ…で攻めるぞ
…
どうだ…?
「すごい!!らんくんめっちゃ上手じゃん!次はさ、ABC歌ってよ♡」
おめーはだってろ!
翔子は…?
こうかはいまひとつのようだ
くっ…ビッペンもあまり効かないか…
○asuさんで攻めるか…!
…
俺はマミの選曲にとりあえず任せる
ムーンライトゥ シャードゥw
1人ぼっちー
なんちゅう歌歌わせるんや…
ど、どうや…?
「やっば…マジでヤス…」
おめーはもー黙ってろ
翔子はやっとその口を開いた
「へ、変な歌詞ですね…」
まあ…確かに普通の感覚で聞いたらただの下ネタ連呼だもんな…
そんな感じのタイプでもなさそうだし…
明らかな選曲ミスだったか…
俺はこっそりヨシにLIMEを飛ばす
"翔子ちゃん引いてね…?"
"やばいっすアニキ…"
ヨシも俺と同じで焦りを感じてるようだ
"やばいな…ここは一旦女どもに歌わせるか"
"サー、イエッサー。"
「マミ、なんか歌いなよ。」
「えー!私下手だし…らんくんの後上手すぎて恥ずかしいw」
「大丈夫だってー。(お前の歌なんか興味ないからはよ歌えや)」
「そー?ならー…」
マミはそう言うと渋々デンモクを操作しだす
はいはいどーせ
○田來未 ○崎あゆみ ○室奈美恵 辺りだろ。
「翔子ちゃんも何か歌わないのー?」
ヨシがぐいっと攻める
くう…流石に地の利(席)が悪いか…
「…私は…いいです」
「俺、翔子ちゃんの歌聴きたいな♪」
「本当に…いいですから…」
「そ、そう…?」
んー…どうやらガードは固いらしい…
てかなんでここ来たんだ…?
「んーじゃあ私歌うねー」
カッテニドーゾ…
ハイ、やっぱり○田來未の愛のうた
いやまあ、いい曲ですけど。
ヨシは盛り上げようと必死に手拍子や合いの手を入れる
これは男の責務だ。
俺も額でリズムを取る
あー、キタキタ。
マミがどさくさに紛れて俺の方にすこし寄りかかって来た
あざといがまあこれは男としてはグッとくるものがある
こいつじゃなければな…
はあ…しょうがないか。
ここまでされれば据え膳は確定だ…
俺は食べ物は絶対に残さないからな…
俺はマミの手をこっそりテーブルの下で握る
マミはそんな俺の手を愛おしそうに握る
女は肌が触れ合うのが好きだ
俺はそこを躊躇なく攻める
今回は乗り気じゃないのは確かだけど…
はあ…退屈なアイノウタ…を聞き流しながら翔子の方に目をやる
やっぱり全然楽しくなさそうだ…
そんな顔を見ると俺まで気が滅入ってしまった