女ノ敵系男子 黙示録
…
まあ…流れで俺の家へ行くことになった。
普通ならラブホなんだろうけど流石にお互い制服で目立つし学生にはちと高い
俺の家は親なんかいねえしここに連れ込むのが一番コスパがいい。
帰路につきながらすっかり暗くなった空を仰ぐ
翔子か…もう一回会えるといいな…
なんて言ってる割には隣で女と穴掘りごっこに興じてる自分
街の商店街のショーウィンドウに映る自分の姿を見る
隣には馴れ馴れしくすり寄ってくる女
…ため息がとめどなく漏れる。
11月の寒空の下、なんか女は終始喋ってた気がするけど俺は半分以上聞き流しながら重い足取りで家に着く。
部屋に上がるなり女は俺のベッドに腰掛ける
その厚塗りの顔には"早く抱いて"って書いてある
…まあそうするしかないなここまできたら…。
※官能小説ではないのでここは省かせてもらいます笑
…とりあえず…
しばらくは女の足腰に力が入らなくなるくらいにはヒィヒィ鳴かせてやった
「はっ…。らん…くん…すごっ…」
まあ今日の俺はおかしかった
何か胸に突っかかっる物もあっていつもより乱暴で激しかったんじゃないかと思う
…今思うと翔子に見向きもされなかった事への行き場のないフラストレーションが炸裂したのだと思う
一週間後の俺は今抱いてるその女の顔と名前をおそらく覚えてない
そんな程度の付き合いだ
ピロートーク笑
なんてものが弾むはずもなかった
俺は賢者になった後、
寝たふりをして女が拗ねて帰ったのを確認してから寝た。
…
朝だ…
今日は土曜…
人間の体とは面白いもので習慣というものがある
休みの日でもいつも起きてる時間になれば起きてしまうのだ
はあ…
無駄に早起きしたな…
「おはよー!らん!」
あー
びっくりした…
「なんだ音葉か…」
てっきり翔子と思った
「なんだって何!?あ、ちょ!ねえ!」
毎朝翔子に起こしてもらえたら…どんだけ幸せなんだろうな。
「…音葉。お前さ、黙ってりゃそこそこ可愛いよな」
「はっ!?可愛い!?またまたーw何言ってんだか笑」
…ほんとに…我ながら何言ってんだか…
リビングには小綺麗に並べられた朝食が
ほんとに…よくできたお嫁さんである
いや、家政婦の方が正解か。
音葉は湯呑みを2人分取り出し お茶を注ぐ
「はいじーさん!あったかいお茶!」
…こんな屈託無い笑顔…惚れない男はいないだろう。
俺もこいつが音葉でなければ惚れてただろう。
「なあ、オト、お前男作んないの?」
「えー?何いきなり? そーだなー。誰かいないかな?」
「うーん…ヨシとか…?」
「んー…ごめんけどタイプじゃないな笑」
「そっかあ。あいついいやつだけどな」
「えーヤダ。らんとヨシ君は無理笑
女遊びばっかりするもん。」
「…あれ?バレてた?」
「バーカ…みんな知ってるよ…女子の間じゃ有名人だよあんたら…ヤリチ○コンビって。」
まじか…それはよろしくないな…
翔子に聞かれでもしたら…なんて。
「そっか…でもお前まあまあモテるって言ってなかった?」
「えー、モテないことも…ないけど。」
「あんだよ」
「なんかやっぱりー…タイプじゃないというかー…ねっ?」
「ねっ?て…ほんとお前が言うと可愛くないな…」
「あ!?ちょっと!どう言う意味!?」
「うるせえブス…」
「死ねハゲ!」
…
音葉は小競り合いを興じた後、さっさと片付けて帰って行った
「もーあんまり連れ込まないでよー?」
「だからなんで知ってんだよ…」
「髪の毛落ちまくってるし怒 今日見つけただけでも知らないのが二本怒」
「…今度からはちゃんと隠滅しとくわ…」
「もー冗談ばっかりー…じゃーね!」
…なんとも奇妙な関係だ。幼馴染とは。
まあ…流れで俺の家へ行くことになった。
普通ならラブホなんだろうけど流石にお互い制服で目立つし学生にはちと高い
俺の家は親なんかいねえしここに連れ込むのが一番コスパがいい。
帰路につきながらすっかり暗くなった空を仰ぐ
翔子か…もう一回会えるといいな…
なんて言ってる割には隣で女と穴掘りごっこに興じてる自分
街の商店街のショーウィンドウに映る自分の姿を見る
隣には馴れ馴れしくすり寄ってくる女
…ため息がとめどなく漏れる。
11月の寒空の下、なんか女は終始喋ってた気がするけど俺は半分以上聞き流しながら重い足取りで家に着く。
部屋に上がるなり女は俺のベッドに腰掛ける
その厚塗りの顔には"早く抱いて"って書いてある
…まあそうするしかないなここまできたら…。
※官能小説ではないのでここは省かせてもらいます笑
…とりあえず…
しばらくは女の足腰に力が入らなくなるくらいにはヒィヒィ鳴かせてやった
「はっ…。らん…くん…すごっ…」
まあ今日の俺はおかしかった
何か胸に突っかかっる物もあっていつもより乱暴で激しかったんじゃないかと思う
…今思うと翔子に見向きもされなかった事への行き場のないフラストレーションが炸裂したのだと思う
一週間後の俺は今抱いてるその女の顔と名前をおそらく覚えてない
そんな程度の付き合いだ
ピロートーク笑
なんてものが弾むはずもなかった
俺は賢者になった後、
寝たふりをして女が拗ねて帰ったのを確認してから寝た。
…
朝だ…
今日は土曜…
人間の体とは面白いもので習慣というものがある
休みの日でもいつも起きてる時間になれば起きてしまうのだ
はあ…
無駄に早起きしたな…
「おはよー!らん!」
あー
びっくりした…
「なんだ音葉か…」
てっきり翔子と思った
「なんだって何!?あ、ちょ!ねえ!」
毎朝翔子に起こしてもらえたら…どんだけ幸せなんだろうな。
「…音葉。お前さ、黙ってりゃそこそこ可愛いよな」
「はっ!?可愛い!?またまたーw何言ってんだか笑」
…ほんとに…我ながら何言ってんだか…
リビングには小綺麗に並べられた朝食が
ほんとに…よくできたお嫁さんである
いや、家政婦の方が正解か。
音葉は湯呑みを2人分取り出し お茶を注ぐ
「はいじーさん!あったかいお茶!」
…こんな屈託無い笑顔…惚れない男はいないだろう。
俺もこいつが音葉でなければ惚れてただろう。
「なあ、オト、お前男作んないの?」
「えー?何いきなり? そーだなー。誰かいないかな?」
「うーん…ヨシとか…?」
「んー…ごめんけどタイプじゃないな笑」
「そっかあ。あいついいやつだけどな」
「えーヤダ。らんとヨシ君は無理笑
女遊びばっかりするもん。」
「…あれ?バレてた?」
「バーカ…みんな知ってるよ…女子の間じゃ有名人だよあんたら…ヤリチ○コンビって。」
まじか…それはよろしくないな…
翔子に聞かれでもしたら…なんて。
「そっか…でもお前まあまあモテるって言ってなかった?」
「えー、モテないことも…ないけど。」
「あんだよ」
「なんかやっぱりー…タイプじゃないというかー…ねっ?」
「ねっ?て…ほんとお前が言うと可愛くないな…」
「あ!?ちょっと!どう言う意味!?」
「うるせえブス…」
「死ねハゲ!」
…
音葉は小競り合いを興じた後、さっさと片付けて帰って行った
「もーあんまり連れ込まないでよー?」
「だからなんで知ってんだよ…」
「髪の毛落ちまくってるし怒 今日見つけただけでも知らないのが二本怒」
「…今度からはちゃんと隠滅しとくわ…」
「もー冗談ばっかりー…じゃーね!」
…なんとも奇妙な関係だ。幼馴染とは。