私が君を好きにならない理由
そしたら急に苦しそうな顔をした結愛が…







「亜嵐ごめん。先いくね。」









え、おい。なんで?そう思っても結愛は止まることは無かった…









結愛が先に行ってしまって一人で桜ヶ丘高校に向かうことにした俺はさっきの苦しそうな結愛の顔が頭から離れないでいた…









いつからだろうか?あいつがあまり笑わなくなったのは。







昔は明るくていつも笑顔だった結愛から急に笑顔が消えた…多分、中3の秋ぐらいからだろうか?









そして、俺を少しずつ避けるようになっていた。








何があったのか俺にもわからない。聞きたいけど聞けない…踏み込んだらダメな気がするんだ…
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