私が君を好きにならない理由
あっ、こんなゆっくりしてる場合じゃないや髪結ばないと。





髪は胸あたりまで伸びている少し茶色がかったストレート。





「きゅっ」ハーフアップに結んで終わり。






「ハーフアップが1番楽だもんね」






よし、そろそろ行こっかな。






リュックを背負って深呼吸を一つして…






「いってきます。」





「いってらっしゃーい!」







お母さんの大きな声が外まで聞こえて少しおかしかった。
< 3 / 56 >

この作品をシェア

pagetop