私が君を好きにならない理由
結愛、なんでそんな思ってもないことを言うんだ。



そう思っていると蓮が結愛に言った。







「それが、お前の本音なのかよ?」









違う。結愛は本当はそんなこと思ってない!









俺が訂正してやりたいくらい結愛は苦しそうな顔をしていたた。








まだ、間に合うから嘘だと言え。結愛。










でも、結愛は…












「そう。これが本音。嫌いになったでしょ?嫌いになっていいから。2人で頑張って。さよなら。」










そう言って結愛は歩いてその場を去った。













結愛の後ろ姿は今まで見たことないくらい切なくて寂しそうだった。
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