桃色吐息
すっかりピザも食べ終わって、なんとなく眠くなってきたので、私とカオリさんは自分の部屋に帰ることにした。
寝る前に食べちゃったから罪悪感もあったけれども、何だか楽しかったなって思う。
カオリさんも、何気にまたアキラ君といっしょに居れてたのしかったっぽい。
「桃ちゃんあのね、さっきのことだけど、あれ私が誘ったんだ。なんかゴメンネ・・・」
エイジ君が急にあんなこと言い出すからびっくりしたけど、カオリさんが絡んでたのかって思ったら、妙に腑に落ちてしまった。
「鉄さんも気にしてたんだ、エイジ君とリンダちゃんってさ、ちゃんと言いたい事言わずに自然に終わっちゃったみたいな感じだから、ちゃんとしたほうがいいんじゃないかってさ。」
カオリさんは色々知ってるんだな、彼女のこと。
私は何も知らないからどうしていいかわからないけど、エイジ君がそうしたいならそれでいいとおもうんだ。
「私も今日久々にちゃんとビトと話せたから、大丈夫ですよ。
エイジ君もきっと同じだと思うし。」
ただ、エイジ君とビトはもう仲良くなってたからこんな状況でもわかってくれたのかもしれないけど、私はそうじゃないからなあ・・・
「だから、桃ちゃんもいっしょに来て。」
そういわれて、今週末にエイジ君のお父さんの働く居酒屋に行くことになってしまった。
確かに、お父さんには会ってみたいけど、リンダさんには会いたくないなあ・・・
2人がまた再会して、私の方が振られるなんてこともありうるんだから。
そんな悲しい未来を想像してしまうと、それだけで涙が潤んじゃうんだ。
寝る前に食べちゃったから罪悪感もあったけれども、何だか楽しかったなって思う。
カオリさんも、何気にまたアキラ君といっしょに居れてたのしかったっぽい。
「桃ちゃんあのね、さっきのことだけど、あれ私が誘ったんだ。なんかゴメンネ・・・」
エイジ君が急にあんなこと言い出すからびっくりしたけど、カオリさんが絡んでたのかって思ったら、妙に腑に落ちてしまった。
「鉄さんも気にしてたんだ、エイジ君とリンダちゃんってさ、ちゃんと言いたい事言わずに自然に終わっちゃったみたいな感じだから、ちゃんとしたほうがいいんじゃないかってさ。」
カオリさんは色々知ってるんだな、彼女のこと。
私は何も知らないからどうしていいかわからないけど、エイジ君がそうしたいならそれでいいとおもうんだ。
「私も今日久々にちゃんとビトと話せたから、大丈夫ですよ。
エイジ君もきっと同じだと思うし。」
ただ、エイジ君とビトはもう仲良くなってたからこんな状況でもわかってくれたのかもしれないけど、私はそうじゃないからなあ・・・
「だから、桃ちゃんもいっしょに来て。」
そういわれて、今週末にエイジ君のお父さんの働く居酒屋に行くことになってしまった。
確かに、お父さんには会ってみたいけど、リンダさんには会いたくないなあ・・・
2人がまた再会して、私の方が振られるなんてこともありうるんだから。
そんな悲しい未来を想像してしまうと、それだけで涙が潤んじゃうんだ。