桃色吐息
今日もさりげなく、お茶代もおごってくれて、私たちはカフェを出た。
うちの花屋まではあと少し、お店の前まで送ってくれると、
「明日も迎えに来れたらきてやるよ。」
そういって私の頭を、またぽんぽんと二回たたく。
「もう、子ども扱いしないでよ。」
いつもそうだ、嬉しいのになんだかちょっと複雑。
エイジ君はもう帰ろうとしていたのに、お店に居たお母さんに見つかって、結局またうちによっていくことになってしまった。
「あら、エイジ君じゃない?
モモを送ってきてくれたの?ありがとね~」
店を通り過ぎて居間に上がると、今日は久しぶりにビトのお母さんであるべべさんが遊びに来ていて、一人でゲームをしていた。
「ああ、桃ちゃんお帰りなさい。」
「べべさん、いらっしゃい・・・」
私は着替えてくるとエイジ君に伝えて、二階にあがり、彼にそこで待っていてもらった。
階段を上る途中、べべさんの話し声が聞こえる。
「ああ、その子が桃ちゃんの新しい彼氏?」
え?
私たちはそんな風に見えていたのかな?
元彼の母親にそんな風に言われるなんて、なんだか複雑だった。
うちの花屋まではあと少し、お店の前まで送ってくれると、
「明日も迎えに来れたらきてやるよ。」
そういって私の頭を、またぽんぽんと二回たたく。
「もう、子ども扱いしないでよ。」
いつもそうだ、嬉しいのになんだかちょっと複雑。
エイジ君はもう帰ろうとしていたのに、お店に居たお母さんに見つかって、結局またうちによっていくことになってしまった。
「あら、エイジ君じゃない?
モモを送ってきてくれたの?ありがとね~」
店を通り過ぎて居間に上がると、今日は久しぶりにビトのお母さんであるべべさんが遊びに来ていて、一人でゲームをしていた。
「ああ、桃ちゃんお帰りなさい。」
「べべさん、いらっしゃい・・・」
私は着替えてくるとエイジ君に伝えて、二階にあがり、彼にそこで待っていてもらった。
階段を上る途中、べべさんの話し声が聞こえる。
「ああ、その子が桃ちゃんの新しい彼氏?」
え?
私たちはそんな風に見えていたのかな?
元彼の母親にそんな風に言われるなんて、なんだか複雑だった。