鍵と世界
第二章‐日常
《日常風景1》

アルは深い眠りに落ちていた。


昨夜、自身が世界を救う存在‐鍵を壊す者〈キーブレイカー〉である事を、何だかよく分からない[世界救済委員会]とかいうのに告げられてしまった…。

事の真偽…それは今のところ確認の術が無いのだが、アルは考え過ぎてしまい眠りに就いたのは午前3時を過ぎた頃だった。


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