鍵と世界
昼休み
午前の授業が終わり、昼休みになった。
クラスの皆はそれぞれ友人同士で集まったり、食堂に行ったりしていた。
僕が昼飯を買いに行こうと席から立ち上がるとハクアが声を掛けてきた。
「アル、今日のお昼はどうするの?」
「今日は購買でクリームサンドを買うよ。
今から行って来るから、先に屋上に行っててくれ。」
僕がそう言うとハクアは苦笑しながら、
「相変わらず甘い物好きなんだね。
分かった。それじゃあ先に行ってるよ。」
さてと、それじゃあ早目に行くかな。
クリームサンドは人気があるからな…。
僕らの教室は二階にあるけど、購買は一階にあるから行くのが面倒だな~。
いや、クリームサンドの為だ。頑張るか!
購買に辿り着くと、購買前は人でごった返してた!
「うわ…毎度の事ながらヒドいなー。」
しかし、目当ての物を買うにはこの人の波をかき分けていかないといけない…。
僕は意を決して人の波に飛び込んだ!
人に潰され揉みくちゃにされながらも、僕は購買の品物を並べてある机の前まで辿り着いた。
「えーと、クリームサンドは…あ、あった!!」
奇跡的に一個だけ残ったクリームサンドを見付けた僕は、それに向かって手を伸ばした。
僕がそれを掴もうとした瞬間、机の下から手の平サイズのロボットがお金を持って現われた。
そして購買のおばちゃんにクリームサンドの代金を渡すと、律義にお辞儀をしてクリームサンドと共に去って行った…。
突然の出来事に時間が止まっていた僕だが、誰の仕業かは検討が付いていた。
「ミルカ~!!またあいつかー!!」
僕は人波を脱出し、ミルカが居るだろう屋上に向かって全力で走っていった…。
クラスの皆はそれぞれ友人同士で集まったり、食堂に行ったりしていた。
僕が昼飯を買いに行こうと席から立ち上がるとハクアが声を掛けてきた。
「アル、今日のお昼はどうするの?」
「今日は購買でクリームサンドを買うよ。
今から行って来るから、先に屋上に行っててくれ。」
僕がそう言うとハクアは苦笑しながら、
「相変わらず甘い物好きなんだね。
分かった。それじゃあ先に行ってるよ。」
さてと、それじゃあ早目に行くかな。
クリームサンドは人気があるからな…。
僕らの教室は二階にあるけど、購買は一階にあるから行くのが面倒だな~。
いや、クリームサンドの為だ。頑張るか!
購買に辿り着くと、購買前は人でごった返してた!
「うわ…毎度の事ながらヒドいなー。」
しかし、目当ての物を買うにはこの人の波をかき分けていかないといけない…。
僕は意を決して人の波に飛び込んだ!
人に潰され揉みくちゃにされながらも、僕は購買の品物を並べてある机の前まで辿り着いた。
「えーと、クリームサンドは…あ、あった!!」
奇跡的に一個だけ残ったクリームサンドを見付けた僕は、それに向かって手を伸ばした。
僕がそれを掴もうとした瞬間、机の下から手の平サイズのロボットがお金を持って現われた。
そして購買のおばちゃんにクリームサンドの代金を渡すと、律義にお辞儀をしてクリームサンドと共に去って行った…。
突然の出来事に時間が止まっていた僕だが、誰の仕業かは検討が付いていた。
「ミルカ~!!またあいつかー!!」
僕は人波を脱出し、ミルカが居るだろう屋上に向かって全力で走っていった…。