記憶を失くした少女【完】
「………………分かった。もし変なことをしてくるやつがおったら俺に言えよ?」
凌馬さんがそういうと何だか心強いね(笑)
「明後日から言ってみていい?先ずは保健室登校から……………………」
流石にいきなり教室は難易度が高い。
「分かった。学校側には連絡を入れておく」
凌馬さんは何でもしてくれるから逆に申し訳なく感じる。
クリーニングもそうだけど、退院の手続きもやってもらったし。
出来るだけ頼らないように頑張らないと……。