恋愛初心者
突然、足元に衝撃が走り、わたしは突然のことで階段でバランスを崩し前のめりになった。


っ!!!


落ちるっ!


私は恐怖のあまり目を閉じた。


「危ない!!」


グイッ…


っ…


私は誰かに腕を掴まれ体に引き寄せられた。


ドックン…ドックン…


た…助かった…


「キミ、大丈夫?」


「は…はい…だ…大丈夫で…す…」


私はゆっくりと顔を横に向けた。


っ…ドッキンー…


ー…


「王子様…ねぇ…」


「ほんとだって!王子様みたいなひとに助けられたの!」
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