恋愛初心者

運命

「「…」」


う…嘘でしょ…


『キミ、大丈夫?』


ドッキン…ドッキン…


まさか…


「「本当に会えるなんて…え…あっ」」


ッバ!


私はなぜか恥ずかしくなり、俯いた。


「ふーん、この1年がお前の探してたやつか?」


「あ…うん、そうだよ」


「へぇ~」


え…


王子の隣に居る、いかにも不良っぽい男子生徒がそういった。


探してた…?私を…?


「ねぇ」


ドッキンッ


「は…はいっ」


「キミ…昨日階段で落ちそうになってた子だよね?」


覚えててくれた…


「はいっ、そうです///」


「やっぱりこの高校の子だったんだね…」


私はゆっくりと王子のことを見た。


っ!!///


わら…って…


か…かっこいい…
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