【短編】 ねえ、好きです。
スマホを机において、ベッドに飛び乗る。
涙の雫が溢れて、零れ出した。
のどになにか引っかかって掠れた笑いをあげる。
私は、、やっぱり卑怯。
今の関係に満足しながら、満足してないんだもん。
卑怯、、ずるすぎるよね。
でもね、佐藤くんどうか、許して。
いまはどうしようもなく、、泣きたいから。
泣いてみたいから、、、声が掠れるくらい、、叫びまくって……泣きまくってみたいから。
おねがい、、泣かせてください。