イケメン医師は今日も新妻が可愛くて仕方ない
あまりに良く動いてくれるので私も頑張って色々とすると、毎回必ず感謝を言葉に表し、やさしいキスを落としてくる。
二人きりの時は職場以上に甘く、暇さえあればくっついていると言える。
最初こそ毎回照れて大変だったけれどこの二週間でそれが心地よくなり、くっついてる方が落ち着くようになってしまった。
その事に驚きは隠せないけれど、嫌ではないのだ。
「伊吹、お風呂入ってきて!こっち片付けちゃうから」
今日はお互い日勤で帰宅も同じだったので、一緒に伊吹の車で帰宅した。
帰りにスーパーに寄ってきたので、これから簡単にご飯を作る。
なのでご飯を作ってる間に伊吹に先にお風呂に入ってもらおうと思った。
帰ってすぐ給湯スイッチを入れたので、もう湯船に浸かれるようになってる。
給湯器が良いのか、お湯張りもかなり早くしてくれるので疲れて帰宅した時もすぐにお風呂に入れるのがいい所だ。
「そうか、じゃあ入ってくるな。今度は一緒に入ろうか?」
クスッと笑まれながら言われた言葉に、遅ればせながら頬を赤らめてしまうと。
「その前に、仕切り直しもだなぁ。最近大分自覚してきたでしょ?俺の可愛い奥様は」
そうニコッと伊吹に言われたとおり、確かに若奥様やら言われたり、職場では区別のために下の名前で呼ばれたりの環境の変化に最初こそ戸惑ったものの慣れてきた。