イケメン医師は今日も新妻が可愛くて仕方ない
和解?可愛い義従姉妹達
初めてのヤキモチから、お互いに反省し、結婚してから初めてのデートをした翌日。
日勤で出勤して、朝の仕事に就く。
モヤモヤしたのも解消されたし、清々しく仕事に集中していた。
検温や採血に各病室を周り、私は小川さんの病室へと来た。
コンコンと病室のドアをノックして、声をかける。
「小川さん。おはようございます。検温ですよ」
そう声をかけると、中から返事がする。
「はい!どうぞ」
その声を聞きドアを開けて、色々載せてるカート毎部屋に入る。
「おはようございます。ご気分はどうですか?」
顔色を見ながら聞きつつも、手元で色々準備する。
「落ち着いてきてるので、大丈夫です」
そう答えた小川さんは、確かに顔色も良くなり落ち着いてきたようだ。
「今日は検温と、血圧測定、それに採血があります」
そう伝えると、ちょっと顔を顰めていた。
うん、採血が嫌なのね。
まぁ、好きな人はいないか。
「はい、検温と血圧は問題無いわね。それじゃあ、採血しちゃいましょうね」
そう声をかけて、採血の準備をする。
「小川真穂さん。間違いないでしょうか?はい、それでは採血始めますよ。最初、少しだけ痛いからね?」
そう私が声かけると、顔を腕から背けた。
ほんとに苦手みたいね。
クスッと笑いながらも、いい血管が見えてる彼女の腕に針を刺し検査用に3本抜いて、スっと針を抜く。