ずっと好きだ! 先生のこと


そしてオレと言えば、オレは先生を迎えに行くために、脇目も振らず必死に生きた。

親父の言う、包容力と経済力を身につけるために。

挫けそうになったり、恋しくなったりしたけど、先生と必ず巡り合えると信じて耐えた。

オレが去ってから、どんな事が起こり、どんな涙だが流れたかなんて、知る由もなかった。

ただただ、先生に逢いたい!それ一心で自分を築き上げて行った。
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