君が好きです
やだ、恥ずかしい。
私、抱き締められてる。
「ごめんなさい、あの……」
名前の知らない彼を、ジッ、と見る。
「……旬。俺、旬〈シュン〉覚えておいて」
「あっ、旬が喋った。気に入ったの?華恋ちゃん。だけど華恋ちゃんはーー」
「旬ーー華恋、離して」
私は、抱き締められてるずっと旬くんに。
さらに、腕に力が籠る。
「旬くん、離して」
私は、旬くんを見上げた。
旬くんの腕が緩んだ。
そんな私を翼くんは抱き締める。
私、抱き締められてる。
「ごめんなさい、あの……」
名前の知らない彼を、ジッ、と見る。
「……旬。俺、旬〈シュン〉覚えておいて」
「あっ、旬が喋った。気に入ったの?華恋ちゃん。だけど華恋ちゃんはーー」
「旬ーー華恋、離して」
私は、抱き締められてるずっと旬くんに。
さらに、腕に力が籠る。
「旬くん、離して」
私は、旬くんを見上げた。
旬くんの腕が緩んだ。
そんな私を翼くんは抱き締める。