君が好きです
大きな倉庫に、君と手を繋いで向かった。


つか、今思うけど華恋が服着た後でよかった。

仲間だと言えど見せたくない華恋の肌を。


俺は華恋をチラリ、と見る。


不安げな瞳が、揺れてる。


中に入る度に、進む度に不安なのか、手を握る華恋。


強くても無敵ではない。

普通の女の子だからーーー


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