君が好きです
「ここ、俺らの倉庫。

幹部室に案内するわ」


通された部屋。

身長の高い彼らのそばにいるとやけに狭く感じる。


思わず縮こまる。



「ウサギみたい」光輝が、プルプル震える華恋を見ていった。


「あの、さっきはありがとうございました」


私は、みんなに頭を下げた。


私を助け出してくれるために、動いてくれた人達。


みんな、目を、見張り見ていた。


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