君が好きです

こいつに触るな!!

*聖side*


「電話なんだって?」


光輝が、俺に聞いてきた。


「華恋が、追われてるッッて、、ふにゃふにゃしたのと、逃げてるから助けろってなんか、弱いらしい」


弱いやつと、逃がすって大丈夫かそれ。


もしかしてそいつが、嫉妬の張本人なのかも、とも思った。


俺は場所を伝えると、割りと近いことに気づく。


それは、公園から少し離れた丘だった。


翼はきっとここにいると踏んだのだろう。


俺らの、足だと5分もかからない丘についた。


まだ、なんの音もしない。


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