君が好きです
きっと一番、悲しくて辛かったのはちかちゃんだ。
私は、自分が弱いのを不甲斐なさを呪った。
あんなに仲が良かったのに、信頼を一気に崩したのは私ーーー。
「ちがっ、ごめん。ごめんね、守れなくて」
取りつくって見ても、やっぱり目に映るのは……ボロボロになったちかちゃん。
「華恋ちゃん、ありがとう」
私は、その言葉の意味が分からなかった。
それからすぐ、空手教室に向かってもちかちゃんは来なかった。
私は、自分が弱いのを不甲斐なさを呪った。
あんなに仲が良かったのに、信頼を一気に崩したのは私ーーー。
「ちがっ、ごめん。ごめんね、守れなくて」
取りつくって見ても、やっぱり目に映るのは……ボロボロになったちかちゃん。
「華恋ちゃん、ありがとう」
私は、その言葉の意味が分からなかった。
それからすぐ、空手教室に向かってもちかちゃんは来なかった。