君が好きです
「なあ、俺は誰にも負けない」



あいつは突然やってきた。



「何?」


意味のわからないことを言う、こないだ俺にのされたあいつ。


「あっ、見て見て外。華恋ちゃん、いるよ」


華恋?


窓から覗くと、クラスの子と遊んでる華恋がいた。


突然、聞こえたバイクをふかした音。


物凄い音が聞こえ、グラウンドに入ってきた数十台のバイク。


ガラの悪そうな不良。


グラウンドは、騒然とした。


「華恋!!お前、一体何を」


焦る俺に、ニヤリ、と笑う男。


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