君が好きです
「晃、バカ!!なんで来たのよ。


早く戻って」


バカなのはお前だよ。

助けに来たんだよ。


「華恋、守らせて。


お前を守りたいーー」



俺の言葉に目を見開く、華恋がいた。



「晃ーー 私は晃が傷つくの見たくない」


ごめんな。



俺は華恋を守るように前に出た。


「晃!!」



ごめんな。



だけど、俺は




もう、君に嘘をつけないんだ。


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