君が好きです
「華恋!!」


君を呼ぶ男の声に気づけば、居たのはーー



「翼くんーー」



不安げな瞳が揺れてる。


だけど何故か俺の腕の中で微動だにしない。



「知ったのか?」



金澤も、何かを知ってるのか今の状態に触れもしない。


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