君が好きです
だけどーー 

「俺は、無理だ。

そんな切り替え出来ない」


「俺も」


黙ってた秋と、旬が口を開く。 



それを横目で見てる金澤。


「俺は、華恋が好きだ」

 
聖が、想いを口にする。




「だけど、華恋には幸せになって貰いたい」



そう、口にする聖がかっこよかった。


「「…………」」



急に押し黙る秋と旬。



立ち上がる秋と旬。


「君が好きです」



「華恋が好きです」


ただ、想いを口にする。



「ごめんなさい。けどありがとう」



二人は微かに微笑んだ。。


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