君が好きです
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君と歩いた帰り道。


久しぶりに手を繋いで歩いた。


この年になると、並んで歩くことは出来ても、手までは繋げなかった。 


夕日が後を追いかけてくる。


「華恋ーー


君が好きです。付き合ってください」



ちゃんと言わなかった言葉。


口に出せば恥ずかしくて、頭を掻いた。


「はい、私も好きです。よろしくお願いします」



二つの影が寄りそう。


重なる様に口づけた。。



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